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町の不動産屋さんからご相談2024.03.25 | CASE

町の不動産屋さん(地場業者)といえば、
みなさんどんなイメージをお持ちでしょうか?

駅前ビルの1階や、路面に店舗を構えていて、
ガラス付き掲示板にいつも物件を紹介しています。
何気なく歩いているときに、
一度くらい見かけたことはありませんか?

主にファミリータイプ(2LDK・3LDKなど)のマンションや一戸建て住宅を仲介しており、
ご家族で住むような不動産を売買しています。

そんな町の不動産屋さん(地場業者)からのご相談です。

「最近、投資1Rマンションの反響が増えてきて
 購入からわずか2年ほどで売りたい
 という案件がかなり多くて…
 なぜこんな短期で売却するのでしょうか?
 しかも借入残高も多すぎて困りました…
 何かいい方法があれば教えてもらえませんか?」

とこんな感じです。
反響の内容を地場業者にヒアリングしたところ、

<投資1Rを買ってはいけない人>
の属性・内容ということがわかりました。

・「年収」300万円
・「新築」1Rマンション
・「自己資金ゼロ」で購入

・「年収」300万円
2022年日本人の年収の中央値は334~418万円で、
中央値を下回るなら無理して買ってはいけません。
※年代や業種により変動します

・「新築」1Rマンション
新築1Rは中古に比べて購入価格は高く、
売りたいと思っても希望価格では売れません。

・「自己資金ゼロ」で購入
ノンバンク系のローンを組んで買った場合、
残高を一括返済しないと手放すことはできません。

要約しましたが、買ってから2年だとローン残高が減っていないため、売却するのは非常に困難です。
もしも依頼を受けたとしても、
売れないことが分かっているため、地場業者としては引き受けたくない案件となるのでしょうね。

それでも手放したいとおっしゃる売主様は、
良くても自己負担金額が300万~400万円前後は必要になると思ったほうがいいでしょう。

担当者も「やっぱりそうですよね」
と分かっていたと思いますが、
そのほか事例を交えて説明させていただきました。
今回の反響は他をあたるようお断りするそうです。

投資1Rマンションを購入するときは、
年収に見合った持ち方をしてほしいですね。

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