修正申告の悲劇2025.05.19 | CASE
今回、突然税務署から連絡があり自宅に訪問された
というオーナー様のご相談でした。
なんと3年遡っての調査となり、
結果的に約80万円支払ったそうです。
無謀な経費を計上すると大変なこととなります。
さて、投資1Rマンションを所有のオーナー様は、
確定申告後に還付を受ける方が多いはずです。
投資1Rを所有している場合、不動産終始内訳書を作成しなければいけません。
ここで計上できる主な必要経費といえば、
・減価償却費
・住宅ローンの金利
・不動産取得費用
・管管積、火災保険料
・その他
とまぁこんなところでしょう。
ここで気をつけたいのは「その他」雑費です。
不動産経営に関わる経費なら問題ありませんが、架空の経費を大胆に水増しされる方もおります。
意図的に経費を水増しすると、還付金が数十万円増えるのでラッキーと感じてしまうわけです。
しかし、これは脱税行為のため一発アウトです。
還付金が多いとうれしくなりますが、
税務調査が入れば怯えることになります。
常識の範囲で申告するに越したことありませんね。
さらに今回のオーナー様は、
購入した販売業者の担当者へ相談すると、翌日から電話に出なくなったそうです。
商談のときに担当者から、
「大丈夫です。何かあれば、税理士に申告内容を見てもらうので問題ありませんよ」
と聞いていたのに、
いざ調査対象になると雲隠れしちゃいました。
こちらの業者は、
大阪の新築投資1Rマンション販売業者です。
いち個人の調査に労力を費やすよりも、
このような業者を調査したほうがいいのでは…?