賃貸借契約書の内容は理解しましょう2022.11.14 | CASE
今回、ボリュームのある内容になりました。
関心のない方は、読み飛ばしてくださいね。
さて、投資1Rの運用の見直しについて
ヒアリングしていると感じることがあります。
オーナー様が「賃貸借契約」を理解しておらず、
まぁ家賃は入っているから大丈夫という感覚です。
契約内容は知っておいて絶対に損はありません。
理解すれば運用の選択肢も広がります。
例えば「転貸借」という契約がありますが、
この内容は理解しておくべきです。
(家賃保証やサブリースと呼ばれています)
そもそも「転貸借(家賃保証)契約」とは何か?
わからないオーナー様は、ぜひ理解してください。
転貸借(家賃保証)契約とは?
①「契約」の流れ
(賃貸人)オーナー様
⇅
(賃借人及び転貸人)販売及び管理会社
⇅
(転借人)実際の入居者
・管理会社がオーナー様からお部屋を借りる。
・管理会社はお部屋を第三者にまた貸しできる。
②「家賃」の流れ
(賃貸人)オーナー様
保証額60,000円が入金される。
⇧
(賃借人及び転貸人)販売及び管理会社
⇧
家賃???円
(転借人)実際の入居者
・実際の家賃???円がわからない。
・保証額はかなり低く設定されている。
新築1Rを購入した90%のオーナー様は
転貸借(家賃保証)契約を締結しています。
「そんな書類ありましたっけ?」
「どこに直したか、わかりません」
「探したけど、見つかりませんでした」
これ、オーナー様あるあるなんです…。
運用の見直しや収支改善を考えるときは、
手元にどのような賃貸借契約書があるのか確認してみてください。
そして時間を見つけて、
契約内容には目を通しておきましょう。