注意。マスターリース契約の家賃2022.08.29 | CASE
投資1Rマンション経営において、
マスターリース(家賃保証)契約には注意しなければなりません。
オーナー様と管理会社のあいだで契約する家賃保証契約。
購入したときから保証型を選ぶと、
家賃は10%減額され、更新時はさらに減額します。
例)新築/借入2,000万円/金利1.8%/期間35年
家賃70,000円(管理費5,000円含む)
・購入時(10%減)
家賃63,500円-返済64,200円-管理費等6,500円
毎月収支=▲7,200円
・更新時(25%減)
家賃53,750円-返済64,200円-管理費等6,500円
毎月収支=▲16,950円
購入時から家賃収入は10%減額され、
更新時には25%も減額になることがあります。
管理会社としては、
家賃の10%~25%が利益に直結しますから、最初からマスターリース契約を提案してくるでしょう。
オーナー様は家賃保証にすることで、
毎月安定した家賃収入が得られて、空室リスクを回避できるのはメリットです。
しかし収支はいつまでたっても大赤字です。
購入した物件の立地条件がよければ、
入居者は継続して確保できますから、
一般的な「管理委託契約」にするべきですね。
注意してほしいことは、
管理会社に任せきりではなくて、
契約の前に、ご自身でも検討することです。