パンフにこだわる業者2024.02.05 | CASE
中古の投資1Rマンションは築浅物件にように、
何もかも資料が揃っているわけではありません。
例えば、売買契約を締結するの際に一般的な確認書類として、次のようなものが挙げられます。
・登記事項証明書
・建物賃貸借契約書
・重要事項調査報告書
・固定資産税評価証明書
など、上記4点は当然だと思います。
それ以外に「物件パンフレット」が必須だと言われる業者もいらっしゃいます。
新築~10年くらいなら、パンフレットを保管しているオーナー様もいらっしゃると思いますが、
築年数15年も超えとなると、
「そんなのありましたっけ?」
「たしか引っ越すときに捨てました」
「うーん、貰ったような貰ってないような…」
と、曖昧な記憶のオーナー様は少なくありません。
今回は、買取業者のお問い合わせ内容です。
1番目にご連絡をいただいた業者Aは、
「うちは当時の物件パンフレットが必須です」
と条件を言われてしまいました。
しかし今回はなかったため、
残念ですがお断りされました。
わたしの内心は
(えー!パンフレットだけで断るんか…)
と思いましたが仕方ありません。
買取業者にも社内規定がありますから。
それでも続けて買付けのお問い合わせがあり、
こちらの業者Bは、物件パンフレットがなくてもまったく問題ないということで、
契約に向けてとんとん拍子に話が進みました。
すると、ふたたび1番目の業者Aから、
「今回パンフレットはなくていいので
物件を買い取らせてもらいたいのですが」
と連絡をいただきました。
「申し訳ございません、
他社で買付けをいただいたので、
業者A様は2番手になってしまします」
とお伝えしました。
パンフレットにこだわった結果、
20分程度で業者Bに抑えられたのです。
当時のパンフレットがあるからといって、
価格が10万円アップしたりしませんからね。
こだわるなら、物件にこだわりましょう。
中古1Rはいつでも奪い合いですから、
気になった物件は即買いだと思いますよ!