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悪徳ブツ上げ飛び込み業者②2025.09.26 | CASE

…前回の続き

説明の時間をはるかに超えていたので帰ってほしい旨を伝えたところ、

悪徳ブツ上げ飛び込み営業マンは、
渋々と鞄に手を伸ばし帰る準備をはじめた…
と思ったのは大間違いでした。

なな、なんと!
いきなり売買契約書を用意したのです。

…え?
…どういうこと?
オーナー様はかなり困惑したそうです。

悪徳ブツ上げ営業マンは言いました。
「せめて契約してもらえませんか?」

…え?
…なんでそうなるかな?
…この営業マンは馬鹿なの?
どうにか怒りの感情を鎮めて、冷静さを取り戻しできる限り丁寧にお断りしたそうです。

すると悪徳ブツ上げ営業マンは、
「次回、会う約束をしたら帰りますよ」
と言い出し、帰るそぶりも見せません。

このままでは埒が明かないと思い、
仕方なく次のアポイントを設定したそうです。

なぜ、会う約束をしたのかオーナー様に聞いたところ、
「また職場に来ても困るし
 周りの同僚にも迷惑が掛かるから」
という理由でした。

しかも質が悪いのは、
コンサルティングと言っておきながら、
「契約してくれませんか?」
と言ったことです。

不動産売買契約を促す行為は、宅建業法に抵触しています。コンサルと偽ること自体が悪徳なのです。

このような営業パターンを得意とする業者は、
①.オーナーの心理を逆手に取る
②.とりあえずアポイントを設定する
③.次の商談のときは契約するまで居座る
(居座るのは3~4時間当たり前です) 

ほとんどのオーナーは、
居座られる状況に耐えられません。

この状況から逃れられるなら…
という思いから、ついつい契約書にサインしてしまうわけです。
さて、今回のオーナー様はどうしたのか。
…続く

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