賃貸管理会社の杜撰さ2024.09.26 | CASE
投資1Rマンションを売却したあと、
管理会社変更のトラブルが増えています。
今回のご相談は、明らかな賃貸管理会社のミス。
こちらのオーナー様は、
半年以上も前に投資1Rを売却したにもかかわらず、
旧賃貸管理会社から、
「家賃を返金してください」
と案内があったそうです。
具体的には、
今年2月末で管理委託契約は解除済みなのに、
管理会社の手続きミスで、その後4カ月分の家賃を前オーナー様に自動送金していたそうです。
それなのに返金について何の説明もなく、
書面だけで返金するよう案内があったそうです。
契約を解除してから7カ月も経ってるのに…。
なぜ気づかない!?と思いました。
突然「返金してください」だけでは、
何のことだか理解できません。
このご時世、振込み詐欺やら物騒ですから、
『家賃返金詐欺』も考えられるのです。
オーナー様には、入居者も4カ月分の家賃を払っているか分からないので、
旧賃貸管理会社に、入居者にどこへ家賃の振込みをしたのか確認してもらうよう伝えました。
やはり事実確認は取るべきでしょう。
当社も、毎月オーナー様へ家賃を送金しますが、
管理変更になると、手続き完了までに2カ月のタイムラグが発生するのです。
これは分かっていることですから、
新しい管理会社との変更をスムーズに進めるため、準備をして届出書類があれば事前に手続きします。
まあ当たり前のことなんですけど。
繰り返しになりますが、いきなり返金請求書を送りつけるなんてあり得ません。
事実確認をして補足説明をしながら、
しっかり対応したほうがいいでしょうね。