S銀行では融資期間20年!?2023.10.14 | CASE
投資1Rの金融機関について、
驚きの融資条件をお聞きしました。
オーナー様の説明によれば、
S銀行という地方銀行で新築1Rマンションを購入してしまったそうです。
融資条件を簡潔に説明すると、
例)新築価格1,900万円/家賃65,000円
・融資期間20年(240回払)
・金利1.3~1.5%
・最低年収300万円から
借入れをしてからの運用収支は、
・毎月の支出 30,000円
・年間の支出 360,000円
・固定資産税を含めた支出は400,000円超
これって所有する意味があるのでしょうか?
年収300万円の独身(一人暮らし)のケース。
年収から所得税・住民税や社会保険料を引くと、
可処分所得は240万円程度です。
手取240万円から年間の生活費を引きます。
・住居 84万円(毎月 7万円)
・食事 48万円(毎月 4万円)
・娯楽 24万円(毎月 2万円)
・通信 6万円(毎月 5千円)
年間支出 162万円
ざっとこんな感じでしょうか。
手取240万円-年間支出162万円=残金78万円
残金78万円-投資1R支出40万円=残金38万円
S銀行の条件には無理があると思いませんか?
大手と呼ばれる投資1Rマンション販売業者は、
売ってなんぼであり顧客目線ではありません。
立地の悪い物件を悪条件で買ってしまうと、数年後に売りたくても希望価格では売却できません。
その理由は、融資条件が悪くて立地も悪い物件に、
再度お金を貸してくれる金融機関はないからです。
最悪の場合は持ち続けるしかありません。
「あ…これって自分のことかな…」
他のオーナー様にも、心当たりはないですか?